中沢文子の酒場ふらふら

立ち飲み・古典酒場・せんべろ・銀座のバー・ワインバーなど、あらゆる酒場を徘徊し、昼飲みできる酒場、女性一人でも飲める店も紹介。昼飲み、ぬる燗、焼酎割り濃い酒場、下町ハイボール研究。 TVチャンピオン~極み KIWAMI~「せんべろ女王決定戦」に出場。2020年ベクタービールとコラボビール「QPA」を発売し完売。 「わざわざ行きたい神奈川・横浜 酒場巡り」(KADOKAWA)、「白昼堂々!東京極楽酒場」(昭文社ムック)、「名酒場と大衆酒場」(ぴあ)、「日本酒の世界」「ウイスキーの世界」(ぴあ)などのムック、ハッケンジャパンhttps://hakken-japan.com/columns/nakazawafumiko/ 【横浜・野毛】昼飲みにおすすめのお店12選!https://www.jalan.net/news/article/678573/ などに執筆。

関西の飲み仲間からのおすすめされ伺いました。地元でも知る人ぞ知る居酒屋だそう。その名は「藤原」でん

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10人ほどしか座れないL字型のカウンターのみなので、予約はマスト。あまりの人気ぶりで、16時、18時の2部制です。カウンターには、これからお見えになるお客さんのキープボトルがズラリと置かれていました。

ご夫婦で切り盛りされ(*^-^*)温かな雰囲気!!着席すると、どなたの紹介?と聞かれました。よろしくお願いいたします…。

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サッポロ赤星からスタートです!!

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料理はホワイトボードから選ぶ形式。私は江戸から来たことを正直にお話してお任せにしました。

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海藤花600円。里芋のようですが、なんとたこの卵で明石の名産だそう。生まれて初めていただきましたがクセはありません。煮物にされていたので食べやすく、たらこのような山芋のような感じでおいしい!!

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お次は、穴子の肝煮500円が登場。穴子の肝煮もお初でした!!甘辛く煮付けてあり、食感はホルモンのような感じでした。

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お隣の常連さんにおすすめされたふぐひれ酒500円をお願いしました。こちらはひれだけではなく、身も入っているため味が濃厚で、日本酒を何杯継ぎ足してもいけるそう。う、うま~~~い!!うますぎます(*'▽')今までかなりひれ酒を飲みましたがNO1です!!

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常連さんと一緒になって(笑)、裏メニューの締め飯をいただいてしまいました!とろろ飯!!締めにちょうどいい小ぶり(*^-^*)、ご主人は飲兵衛の胃袋を熟知されています。

初見でも温かく受け入れてくださり、ご夫妻、常連さんにも大感謝です!!
再訪したい名酒場です~(*'▽')





兵庫といえば日本有数の酒処で「灘の男酒」と呼ばれています。ワインでいう特級畑に値する、山田錦の特A地区もあるほど。銘酒を置いている酒販店&角打ちを行っている「よろずや熊澤」さんへ伺いました!

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割烹のようなたたずまいで、店内もおしゃれです。

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国産ワインもいい銘柄を置いてあり、惹かれました。

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魅力的な銘柄がズラリ!江戸にも来ていない銘柄もあり。

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やはり兵庫県の本田商店さんは押さえておきたいところ。

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「龍力 限定ひやおろし 特純 生原酒」500円をいただきました。90mlなのでかなりの量!雄町で醸したしぼりたてを無濾過のまま氷温冷蔵庫で貯蔵したそう。まったりとコクがありつつも、後味のきれのよさはさすがです。おいしい!!!


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お次は、兵庫夢錦を飲んだことがない&女性杜氏さんの、兵庫県の灘菊酒造「MISA 兵庫夢錦 特純」350円をいただきました。米本来の味を残すため低温発酵・低温熟成させたそう。甘みを感じつつもキリリッとしていて、後味もスッキリしていました。これで350円はリーズナブルかも。さすが兵庫県、レベル高し!!

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隣で飲まれていた方につられて「伏見の女酒」にスイッチです(*'▽')京都伏見にある手作りにこだわる酒蔵、藤岡酒造さんの限定「蒼空 純米酒」です。愛山を使用し、口当たり柔らかく、きれいなお酒でした。隣の方曰く「息子が戻ってきて蔵を立て直している」とのこと。かなりの日本酒通の方でございました。

近所にこんな素晴らしい角打ちがあったら、通い詰めそう!また伺いたいです~~(*^-^*)


https://yorozuya-kobe.jp/






神戸お仕事で三宮入りです。神戸といえば、餃子の激戦区!!昭和32年創業「ぎょうざの専門店 ひょうたん」さんにうかがいました。2組待ちで入店。

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メニューは潔く餃子のみ。店内はカウンターとテーブルで構成。

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瓶ビールをお願いしました~。潔く銘柄はキリンのみ。生もあります!!

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神戸といえば、餃子のたれは味噌!!ひょうたんさんは八丁味噌ベースとのことで、テーブルには、味噌、醤油、酢、ラー油の4種がセットされ、好きな量でクッキングするスタイルです(*^-^*)味噌は甘めでした。

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まずは2種を調合しました。

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カウンターに着地できたので、焼きシーンをチェック!一気に焼き上げるスタイルではなく、小ぶりの鉄板がいくつかあり、オーダーごとに焼き分けていました。2皿オーダーです!

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1つひとつが割と大振りで、2皿でも結構な量。中身は肉5:野菜5の比率で、皮が本当にやわらかくて、香ばしい餃子が好きな方には向いていないラインかもしれません。

ごちそうさまでした~(*^-^*)


http://mint-kobe.jp/shop/hyotan/








吉祥寺で日本酒を飲む際、おすすめしたいのが「米〇(コメマル)」さんです。駅南口からすぐですが、わかりづらいかもしれません。看板を目指してください(*'▽')

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北海道から沖縄まで47都道府県の日本酒を揃え、500円均一なのです!!

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料理も500円が基本のうれしさ!!

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大阪の秋鹿酒造の純米をいただきました。関西の飲み仲間からおいしさを聞いていただけに(しかもなかなかない)うれしい悲鳴(^^♪ 米作りから酒造りまで一貫し、無農薬の山田錦を自社栽培している全量純米酒蔵さん。いや~、品がある旨みで飲んだ後のベタベタ感もなく、スッと切れていきます。本当においしいです。常備したい。

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白子ポン酢があったのでお願いしました~!

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次はその日のおすすめボードから、曙酒造の限定「天明 中取り雫 純米生酒 おりがらみ」をいただきました。福島の「瑞穂黄金」を使用し、しぼりたてらしい瑞々しさ。酸味、甘み、米の旨みが絶妙のバランスでした。

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鯛の昆布〆500円をいただきました。昆布がほどよく染み込み、ねっとり感もたまりません!

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最後におすすめされた、福井県の常山酒造「常山 とびっきり辛口」をいただきました。純米酒でどれだけ辛い酒が醸せるか挑戦したそう。超辛口でスパッときれるところ、好みです(*^-^*)その中にも米の味はしっかり感じ、技を感じました~!

ごちそうさまでした~(*'▽')

https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13183062/






この日は、激辛ストリートとなった芝商店街にある「浜松屋食堂」さんへ。食堂も少なくなっている中、ご家族で経営されされている温かな食堂です。

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食堂飲みは料理にはずれがないので大好きです。

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目玉焼き250円、煮物200円など、飲兵衛の肝をつくメニュー構成!

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店内は、テーブル席と小上がりから成ります。リニューアルしたので(詳しくはビル建て替え)店内ききれいで、女性も入りやすいですよ。

メニューは、総菜小鉢、焼き物、揚げ物、ご飯、丼、おみそ汁などが単品100円~そろい、自由に組み合わせるスタイル。食事だけの人、私のように飲む人とさまざま。カウンターで注文します。

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ビール600円からスタートです。ちなみにビールはキリンの瓶のみ。おしゃれなグラスになりました。

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スパサラ200円をお願いしました。きゅうりとにんじんとシンプルなんですが、浜松屋さんのスパサラおいしいので頼んでしまいます。

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さばの塩焼き400円もいただきました。焼き魚は本当に久しぶりかもしれません…。おいしい(*'▽')

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お次は角ハイボール400円ですが、休業中に??角に変わったようです。以前はものすごく濃厚で1杯で酔ってしまいましたが、適正値になりました(笑)

浜松屋食堂さん、いつうかがってもほっこり温かくていいお店で~す(*'▽')もちろん昼飲みもできます。

芝商店街は酒場が点在するので、はしご酒もできますよ~!!

https://www.shiba-shotenkai.com/archives/528


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