中沢文子の酒場ふらふら

立ち飲み、角打ち、古典酒場、せんべろ飲み店など、あらゆる酒場を徘徊。ぬる燗研究、焼酎割り濃い酒場研究、下町ハイボール研究。TVチャンピオン~極み KIWAMI~「せんべろ女王決定戦」に出場。2020年ベクタービールとコラボビール「QPA」を発売し完売。 「わざわざ行きたい神奈川・横浜 酒場巡り」(KADOKAWA)、「白昼堂々!東京極楽酒場」(昭文社ムック)、「名酒場と大衆酒場」(ぴあ)、「日本酒の世界」(ぴあ)などのムックに執筆、発売中です。

カテゴリ: 桜木町・関内・横浜

野毛の大行列店の1つ「焼鳥 末広」さん。昭和28年創業、屋台から始まり、現在は2代目、3代目が店に立ちます。以前は、開店前から30分~1時待ちが当たり前でしたが、コロナ禍の影響から、現在は17時でも行列はなく、すぐに入れます(*^-^*)

末広さんといえば、串から外して食べるのがご法度な点。肉質や旨味を考えて串に刺しているので、箸でバラバラ崩されると、本来の味を楽しめないからとうかがいました(間違っても箸をください、といわないように…です)。また、肉の切り方が、長方形なのも特徴的です。

かわ、ねぎ肉、すなぎもなどあり、1串220円~、2串での注文がルールでになります。うかがったら必ずオーダーするのがレバ。くさみもなく半分レア&トロトロ!(^^)!

瓶ビールといただきました~。

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瓶ビールはアサヒ、キリン、サッポロの3種あり770円

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ねぎ肉220円。どの串も肉は長方形

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継ぎ足しのたれも絶妙なレバ230円

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どんこもいただきました

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14000551/


まだまだ静かな野毛です…( *´艸`)

野毛で鮮魚料理で飲むときに利用させていただいているのが「ヤマヤ鮮魚店 弥平」さんです。長井漁港の入札権を所有し、新鮮な鮮魚を安く仕入れられることから刺し身7点盛りが1700円なのです。そのほか、三浦野菜、葉山牛・横浜牛、葉山の卵と、素材は神奈川産にこだわっています。

この日は、元女子プロのカルロス天野さん、現役選手の永島さん、若旦那4人で飲み会でした!カルロスさんは脳の外傷で引退。大変な手術をされたそうですhttps://ameblo.jp/ru-ko200799/entry-12603909300.html 

お酒でおすすめは生玄米茶割。お茶は関内で明治30年創業の茶舗「川本屋」さんの玄米を使用しており、濃厚でクセになります。また、ホッピーのそと250円はやかんで入れ放題(^_^)飲んべえにはたまりません~!

A5ランク横浜牛のたたき1700円、三浦野菜天ぷら580円などなどオーダーし、おなかいっぱいになりました~(^^♪

「弥平」さんは、新子安からスタートした酒場。現在、横浜駅、大船にも展開していますが、神奈川における地産地消酒場の先駆けでもあります。

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これで1700円!

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横浜牛は岩塩で

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三浦野菜の天ぷら~

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生玄米茶割490円、ビッグサイズにしました

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お茶割は+150円でビッグサイズに変更可です

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静かな野毛でした…( *´艸`)

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14066939/

横浜の阪東橋付近は、酒店の角打ちが多く点在するエリア。徒歩圏内に4~5店あるので「角打ちはしご」が可能です。巡っていると各店、長年お客さんの往来により形成された味わい深さがあり、一朝一夕では不可能な歴史を感じます。

なかでも、戦後から続く「浅見本店」さんは朝10時開店。冷蔵庫に並ぶ好きな酒を飲めるほか、生ビールもあれば、焼酎割も作ってくれます。ビール大瓶410円、酎ハイ340円、にごり酒240円、ワイン270円、マッコリなどなど\(^o^)/酒店さんなのでなんでもあり!コダマはバイスから青りんごまで、ほぼ全種がそろっています!

おつまみは乾き物中心に、小さなカップに入ったカップつまみ50円が名物。マグロ、野沢菜など日替わりで、飲んべえにはちょうどいいサイズなのです。そのほか、豆腐150円、ところてんなんかもあり、飲んべえの肝をついてます。

そして、浅見本店さんのすぐそばにあった、一直線のカウンターが魅力的だった角打ちの愛知屋さんはクローズされたとの情報が…。残念です( *´艸`)

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昔の写真です。台風の際、威風堂々の銅板看板が落ちてしまったそう( ;∀;)
今や再現できない貴重なものが( ;∀;)

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ゆで卵と樽酒、これがなかなかの好相性!

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愛知屋さん( *´艸`)

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横浜駅周辺で一番飲んべえでにぎわう鶴屋町に、2016年に登場した「CRAFTSMAN Craftbeer&Mex×Italian」。国内外から厳選した31種のクラフトビールとメックスイタリアン(メキシカン×イタリアン)が楽しめるお店です。現在は16時~20時と、時間短縮&メニューをしぼって営業しています。広い店内を貸し切り、カウンターへ着席。

クラフトビールはハーフ国産530円(海外630)、パイント830円(890)と全種一律価格で飲むことができます。宮城県を盛り上げるべく自社醸造にも着手し、「ブラックタイドブリューイング 南部遠征IPA」というビールを生み出しました。柑橘が効いたさわやかな味でおいしかったです。

自粛につき、最近、クラフトビールのテイクアウトが流行中。専用のグラウラー3980円~で持ち帰ると、自宅で注ぎたての味を楽しむことができます。1ml国産2.5円~、海外2.7円~販売(でも店が一番!(^^)!)。

そしてこちらは「大衆酒場ビートル」さんを手掛ける「プロダクトオブタイム」さんのお店。ネオ大衆酒場のビートルさんといい、メックスイタリアンといい発想がすごいです(*^-^*)


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グラウラー&グラスビール2
グラウラーもおしゃれ!

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前菜盛り合わせ690円!大好きなポテサラ~~!(^^)!


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https://craftsman-craftbeer-yokohama.com/

炭火で焼く鮮度抜群のもつを供する店としてオープン以来、大人気の「もつ肉店」。「宮川橋」「都橋」など神奈川県内に何店舗か展開していますが、うかがわせていただいているのが「関内店」。1階は立ち、2階はテーブルの構成で、16時開店(再開しています)。
たん、たたき、つくね、ささみなど130円~で30種ほどあり、各串がたれや塩などから選べますが、あればおすすめがネギ塩で、絶妙なのです(*^-^*) 

こちらは、黄・白・黒と全種類のホッピー420円(セット)がそろっているのもポイント!黄はなかなかないのでホッピーファンにはたまりません。焼酎はキンミヤ焼酎主体で、ボトルキープ990円の安さ!!

さらにボトルキープすると、もれなく1番などの番号札が授与され(流された番号札から選べたり)、客は番号を死守するために、足繁く通うのです(キープ1カ月。私は何度か流されリタイヤ((+_+)))。そのボトルは殿堂博物館の宝物のごとく、店内の冷蔵庫に大切に陳列されています。

ちなみに、桜木町ぴおしてぃにある「大衆食堂2.0 とぽす」ももつ肉店の店。同じ料理内容なのですが、同フロアで似ている店名があるため、「もつ肉店」の名の許可が下りず、違う名前をつけたそう。厳しいんですね…。

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静か…

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黄色(レモン)をいただきました

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ポテサラが美味しいんです!量が多いので、ハーフ270円を

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https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14046893/

昼飲みビルとかした桜木町「ぴおしてぃ」に、4月6日大衆酒場「太陽ホエール 野毛本店」がオープンしました。コロナに関係なく開店するところがさすが、11時30分~飲めるのも拍手(*^-^*)

餃子が名物で焼290円とゆで餃子390円があり、自家製ラー油がポイントで柚子胡椒入りとか。酒は上レモンサワー380円がおすすめ。凍らせたレモンなどで作ったリキュール入りのグラスに、コダマのレモンサワーを注ぐスタイル。1~9番までの打席の選手名を名付けたお酒もあり、8のオースティンハイボールはサイコロを振って奇数が出ると無料になります。

そして開店~17時までは、飲んべえにハッピーHなお得アワーH、略して「HH」!!生プレモル450円がなんと190円!サワー、餃子、ハイボールも190円の夢の時間\(^o^)/

店内の壁には、「ホエールズ博士」という太陽ホエールズ時代からのカルトクイズが貼ってありました。東大に入るより難しい超難問ばかりだそうな。ファンの方、是非チャレンジを!(^^)!

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肉豆腐380円



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http://piocity.com/shop/taiyou.html




市民酒場とは神奈川独自の酒場の形。物資が不足した戦後、闇市で質の悪いお酒が出回った際、市民が安心して飲めるいい酒を安く販売する組合を結成。それが「市民酒場」とうかがいました。暖簾には市民酒場とは出しませんが、現在も30店舗ほどあるそう(新子安や東神奈川、関内エリアに点在)。特徴としては、冬場にフグ料理を出す店が多い傾向。

年々減ってきており、代表すべく昭和23年創業の「栄屋酒場」さんがこの2月に閉店しました。ご夫妻がご高齢につきもともと週4日しか営業していませんでしたが、開店と同時に満席の人気ぶりでした。

「栄屋酒場」さんは、料理がほんとうに素晴らしかったです…。刺身を中心に、今や希少なシャコ(しかも700円!!)があれば、穴子をはじめすべて店で捌いていました。子安、根岸あたりは今でも漁をしているので、キス、穴子なんかがとれるとうかがいました(そういえば子安の立ち飲みでも地の穴子天ぷらを出しています)。名物の穴子の天ぷらは630円ながら身がふっくらで、黄金色の衣をまとうことで息を吹き返したようでした。

また野毛界隈は鯨料理を出す店が多いですが、戦後、貴重なたんぱく源として安価なクジラカツを出す鯨横丁があったから。今でも専門店や問屋が何軒かあります。

愛知県の東龍の龍田屋570円といったあまり目にしない日本酒が置いてあり、伺うと日本酒ばかり飲んでいました。

こういった名酒場がコロナの影響でなくなりつつあります。_MG_8781
レトロな内観
メニューは黒板
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クジラの刺身も、この量、このクオリティで800円でした


https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14002724/

横浜有数の商店街「横浜橋商店街」は、飲食店から青果店、総菜、キムチのお店まで130店舗ほどが軒を連ねます。どのお店もリーズナブルでおいしい総菜店がそろうあまり、飲みに行くはずがついつい購入してしまうので、買い物袋持参で行くようにしております。
永眠された桂歌丸師匠が近隣に住み愛されたエリアでもあり、名誉顧問でした(http://www.yokohamabashi.com/about/#utamarusan)。商店街の先には三吉演芸場があり、開演時間ともなればお囃子が鳴り、音を聴きつつ飲むのも乙なものです。

商店街を抜け、首都高神奈川線の高架下をくぐると右手にあるのが「フライ屋」さん。店名通りフライが名物で、はんぺんやアジなど20種ほどあり100円~。そのほか、刺し盛り、もつ煮などなど200円~、お酒もビールやハイボールなど300円で、どの料理も安いうえにボリューム満点。1000円あれば大満足できます。さらに、ご主人の粋な人柄も魅力で、店内はいつもアットホーム。しかし、あるマシーンを回すと全員におごるはめになるので注意を!

このエリアは港が近いことから港湾の作業員さんが多かったため、昔から続く角打ち、大衆食堂、一杯飲み屋といった今や希少な酒場が点在。食堂では朝から飲んでいる姿を目にします。

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(昨年のデータになります)

神奈川県横浜市南区中村町3-188-14
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140306/14048731/
電話はありません

故青江三奈の伊勢佐木ブルースで全国区になった伊勢佐木町。といえば、今年めでたく生誕150年を迎えた長寿の商店街・伊勢佐木通り(モール・伊勢佐木商店街)です。娼婦ヨコハマメリーさんが立たれていたことでも有名。

開港以降、港に続く散歩道として愛され(商店街のHPによると)、当初は芝居小屋や寄席でにぎわったそう。現在は飲食店や服飾店、はたまたへび専門店、蝮の赤薬局なる怪しげな店が並び、歩いているだけでゾクゾクワクワクします。このストリートをブラブラ散歩することを「伊勢ブラ」といいますが、銀ブラ(銀座をブラブラ散歩)に対抗して名付たそうな。銀座にはない対照的な店ばかりで、そう名付けるとは昔の人は勇気があった…。

その1本裏手にある立ち飲みが「みんなのいばしょ」さんです。少し分かりづらく、周辺をご存じの方には、かに道楽のそばといえば早いでしょうか。脱サラした戸田恵梨香ファンの30代男性が主人。調理用の白衣がよく似合います。「高原の芝生で飲む」をテーマに、天井・壁には青空や高原の絵がペインティングされていますが、張り紙でおおわれ、いわれなければわからないのがみそ。

看板メニューは白絞め油で揚げる串揚げ100円~で、紅ショウガやハム、珍しいパイコーなど20種ほど揃えています。ほか、もつ煮込み、マグロぬたなどもありますが、あればラッキーなのがポテトサラダ300円。主人がdislikeのためキュウリなし。粒胡椒多めのスパイシーな味で、酒が進みます。

他方、地産地消のお酒にこだわり、日本酒から梅酒、焼酎まで神奈川のものなのです。酒田錦、菊勇、松みどりなどなど、界隈ではあまり目にしない銘柄を400円台から飲めます!

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スモモ入のみんなのいばしょサワー380円

昨年訪れた際の画像。営業日はツイッターで確認をお願いします

https://twitter.com/minnanoibasyo
横浜市中区伊勢佐木町2-79 平山ビル 1F

関内駅といえば「横浜スタジアム(ハマスタ)」。ゲームのある日は、周辺の居酒屋には横浜DeNAベイスターズファンが集っては盛り上がり、ハマ愛を感じます。そんな人々に親しまれているのが、昭和57年から続く「大衆料理 津和野」さん。ホールはご両親と息子さん、厨房は息子さんと、親子で手掛けるアットホームな居酒屋さんです。

こちらで特筆すべきはお通し!何と「生ビール」(素晴らしい!!拍手)と小鉢が供され、最初に伺ったときは歓喜でした(飲んべえの気持ちを熟知されている、神!)。また、イチオシが研鑽を積んだ“目”で見極めた鮮魚類で、刺身盛り合わせ770円。この日は中トロのようなマグロ、甘エビなど4点でした。そのほか、注文が入ってから揚げるさつま揚げ330円、本日の煮物440円も、手間暇かけて作っていることがわかる滋味深さ。その上、ボリューミーなのもうれしい限りです。

そして、現在のハマスタは昔「港崎遊郭」(1859年の開港により設置された)で、江戸の吉原、京都の島原と並んで繁栄を極めたそう。その後、火事などで転々とし、最後は真金町(真金町遊郭)に落ち着いた歴史があります。

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差し盛り

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★現在、料理のテイクアウトも行っています

神奈川県横浜市中区不老町1-6-12

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14013001/









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