中沢文子の酒場ふらふら

お酒やおいしいものに目がない40代。立ち飲み、角打ち、古典酒場、せんべろ飲み店など、あらゆる酒場を徘徊。おつまみはポテトサラダが大好きです。TVチャンピオン~極み KIWAMI~「せんべろ女王決定戦」に出場。 40代女性をターゲットにしたサイトWOMe「中沢文子の女・酒場巡礼」連載中 https://wome.jp/users/76。AbemaTV『ライムスター宇多丸の水曜The NIGHT』内“レナのコーナー せんべろはしご酒”監修。著書に「わざわざ行きたい神奈川・横浜 酒場巡り」(KADOKAWA)。「白昼堂々!東京極楽酒場」(昭文社ムック)発売中です!

カテゴリ: 東神奈川・新子安・川崎

新子安は工場地帯で、数十年続く酒場が点在していますが、早くから飲める店が意外とないのです。

その中でダイヤモンドのように光り輝くのが、駅から徒歩1分、50年続く「大衆割烹酒蔵きしや」さん。16時開店!!

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店内は1階のカウンターとテーブルのほか、2階にも席があります。相変わらず人気で、この日はカウンターに座れず、テーブルに…。

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料理は60種以上そろえ、刺し身、揚げ物など、どれも安定のおいしさで300円~。

しかも、酒が300円~と安いんです! というのも、昔、新子安駅前にあった酒店さんが母体で、その当時いろいろな飲食店を経営していたからだそうな。そして昭和40年ごろ開店しました。


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きしやさんといえば、もつ鍋以外で人気なのが「ハムカツ」380円です!こちらは独特で、うす切りのハムの間に何と玉ねぎを挟んで揚げています。歯ごたえを残した甘い玉ねぎがアクセントになり、どんな酒にも合います。衣もフワサクで、食べるとサクリとサウンドを立てます。

ちなみに、もつなべは1年中味わえます。

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ウーロンハイ350円。本日も濃い、濃厚、好調!


新子安には、昔、ビデオデッキVHSを創出した日本ビクター(現JCVケンウッド)がありました。開発責任者がこの店の常連で、会社の取締役をこちらに招いてVHSの構想を話したそうなんです。映画にもなりました。



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店にはシンボル・ビクター犬のニッパーちゃんがいっぱい並んでいます!

その話に関する前回の記事→ http://fumikonakazawa.livedoor.blog/archives/22485408.html

酒場は大学、奥深いです。

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140211/14012350/

工業地帯の新子安駅周辺は、昔ながらの酒場が多いエリア。昭和初期創業の「市民酒蔵 諸星」さんもその1つ。現在は、3代目が店を守ります。
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昭和の香りが漂う店内は、角打ちから始まった名残をかもし、一直線のカウンターとテーブルから構成されています。マニア垂涎の、今や貴重な看板、ポスターがいっぱい!

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料理は短冊から選ぶスタイルで200円~300円台中心。
ポテトサラダ350円がおいしいので、必ずお願いします!
暑かったので生ビール400円?と。

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こちらのポテサラは、きゅうり、たまねぎ、にんじんの王道スタイルです。

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何を食べてもおいしいので、迷ってしまいますが、ハムカツ230円をお願いしました。
厚さ1センチのハムを揚げていて、衣がサクサク!!

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熊本の花の香 純米大吟醸650円にスイッチしました。香り華やかな
今流行りのドメーヌ化の日本酒。若手の酒蔵さんのようです。

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お会計は、ご主人のまいかけ?でやり取りするのが諸星流。

駅の改札を出て、線路を渡ったらすぐの場所にあります。

一朝一夕では生み出せない味わいがあり、何度伺ってもいいお店です。

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140211/14001072/


100年以上続く市民酒場「根岸家」さんが、店内改装のため1カ月ほどの休業。8月半ばから再開しました。
前回の記事:http://fumikonakazawa.livedoor.blog/archives/cat_368746.html

コロナ禍につき、カウンターやテーブルの席数を減らしたほか、奥にあった座敷がなくなり、すべてテーブルになりました。そのほか、テーブルや床も塗りなおしたとは、常連さんのコメント。スタッフにも変化あり…。

こちらの魅力は、リーズナブルに鮮度抜群の魚介類&日本酒を味わえる点で、300円~なのです。まずはグラスビールからスタートし、ぬる燗をお願いしました。

鮮魚類はこの日、ハモ酢味噌400円、生シラス300円があったのでいただきました。鮮度抜群でこの価格、本当にありがたく、毎日いらっしゃる常連さんがいるのも納得です。
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お通しは無料、夏場は心太、冬場は切り干し大根

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生シラス300円は安い!!

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ハモ最高です

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140212/14021517/

鮮魚料理のおいしいお店をあれこれ考え、京急線の鶴見市場で昭和28年から続く「大衆酒席 正木屋」さんへ、久しぶりにうかがいました。現在、3代目のご夫妻と2代目の女将さんが切り盛りしているアットホームな酒場。店内ゆる~い雰囲気で、居心地抜群なのです。1階はテーブル席、2階はお座敷と、空間が広いので密を避けられます。

「正木屋」さんといえば、鮮魚料理。刺身、焼き、天ぷらなどさまざまな調理法で提供し、300円~のお手頃価格。この日は大好きなほや酢500円、赤貝600円、青柳600円、名物ふわふわの穴子の天ぷらがあったのでお願いしました!!

また、お酒がリーズナブルで、サワー系330円~、焼酎ボトル1600円~、日本酒二合で480円!!庶民的な場所がら、低価格設定にしているとうかがいました。しかも、価格は据え置きされていました(^_^)

鶴見市場は、16世紀ごろ駅付近が海で、海産物がとれて市が開かれていたのが名の由来とのこと。現在、市場はありません。

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まずは小ビールから410円

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ほや酢500円

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青やぎ、鮮度抜群でした。奥がフワフワの穴子天ぷら。玉露ハイ330円


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赤貝には焼酎の芋ロック390円!

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100年以上続く市民酒場「根岸家」さん。リーズナブルに鮮度抜群の魚介類&日本酒を味わえるお店です。日本酒好きの方におすすめで、コの字のカウンターに立つ女将さんにお願いすると、熱燗、ぬる燗と、好みの熱さにつけてくれます。

店内のメンテナンスのため、6月26日~8月中旬まで休業されるとのこと。25、26日あたりはこみそうなので早めにうかがいました。現在、コロナ対策として、席の数をグッと減らして、~21時の短縮営業中です。

早い時間だったので、スムーズに入店でき、魚介類もすべてそろっていました。きびなご酢400円があったので、即オーダー!(^^)! 次に、こちの刺身にしようか悩みましたが、ひらめの昆布〆450円をいただきました。

毎日お越しの常連さんが、1カ月半路頭に迷っちゃうよ~と、困っていらっしゃいました。コの字のカウンター、昭和の風情、こんなに安く新鮮な鮮魚料理を味わえる店…、着席スタイル、東神奈川~関内の間…との条件でしたが、難しいです( *´艸`)

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小ビールからスタート!

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大好きなきびなご酢!!

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日本酒がすすみました

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お通しは無料です!夏場は心太



東神奈川駅周辺にも魅力的な酒場が点在しています。自粛が解除され、お休みしていた酒場が再開しましたが、静かでした( *´艸`)。

昭和9年から続く酒店「三国屋」さんは、角打ちでしたが、数年前から料理を出す居酒屋にリニューアル。店の中のすべての酒を「酒店価格」で飲める、飲んべえにとってありがたい一店です。独身の3代目とおかみさんが切り盛りしています。

しかも二階堂といった焼酎ボトルは1500円でキープOK!酒店なので、炭酸からホッピーまで割り物はなんでもそろっています。料理は日替わりで400円前後。漁師直送の刺身、肉料理、魚料理、ピザなど10種以上あり、これまたおいしいんです。

店は昭和9年に建てられたままで、昭和レトロのゆる~~い雰囲気の中で飲むことができます。また店内には今や希少なポスター、調度品が飾られており、コレクターの方にはかなりのお宝品!(^^)!

こちらは女子プロの方が飲みに来る酒場でもあり、昨日は怪我により引退されたカルロス天野さんとご一緒させていただきました。ものすごい酒豪で~~~す!(^^)!

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路地もいい雰囲気

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店内にはカウンターが2つあります


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お宝が眠る棚

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筋金入りの酒豪、カルロス天野さん

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60年以上の年季の入ったぬか床でつけるお新香!



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刺し盛り600円だったか?

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新作の肉料理

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オリオンビールからスタート!


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ウーロン割りで

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常連さんからいただきました~(^_^)

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140205/14053211/

神奈川ならではの酒場「市民酒場」の一店が、東神奈川にある「根岸家」さん。横浜を代表する100年以上続く老舗で(老舗=100年以上続いている店)、当面の間は時短営業で、女将さんも常連さんもお元気でした。

名物が生ものと日本酒。つけてくれる日本酒は高清水で上撰と特選があり、お願いするとコの字型のカウンター内で女将さんがつけてくれますが、ぬる燗が絶妙なのです!飲んだ徳利は「飲みすぎるな」の意味で、目の前に陳列されます。時折、ボーリングのピンのように並べる酔漢殿も(^◇^)

料理は壁にかけられた木製の短冊から選びますが、かんぱち、まぐろ、ほやなどの旬の生ものが300~600円で味わえ、これまた鮮度抜群。そのほかにも、酢の物、フライといった一品料理もあります。数年前から、本日のお得な料理を記す白いホワイトボードが登場するようになりました(正面の時計のそばです)。この日は大好きなシャコ、青柳があり、即注文!(^^)!

駅前の再開発でリニューアルしてしまいましたが、昔は2階建で、騒いで先代の女将に目を付けられた客は、1階の着席は許されず、2階流しにされていたそうな(~_~メ)

この形態のお店が少なくなっているので、長く続いてほしいです( ;∀;)
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お通しは無料。春夏はところてん、秋冬は切り干し大根

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工業地帯の新子安にも、おいしくて安く飲める酒場がいろいろあり、JR新子安駅の改札を出るとどの店に行こうか迷ってしまうほど…。今回は16時から飲める「大衆割烹酒蔵 きしや」さんです(5月25日再開します)。

50年続く大衆酒場で、もつ鍋1人前850円が名物ですが、個人的に好きなのが「ハムカツ」370円。なんとうす切りハム4枚の間に玉ねぎ入りで、創業からこの形だそうです。そのほか、刺身も鮮度抜群で盛り合わせ950円、煮物、揚げ物、焼鳥など料理は100種ほどそろっています。

毎日グループで通う常連さんが多いので、開店前になると定位置の卓上には焼酎の一升瓶がズラリと置かれ、圧倒されます。何とあるグループは「来店できない日」を(通常来店する日では!)、お店の人に告げるというから( *´艸`)、す、すごい…。

また、新子安には日本ビクターの工場(現:JVCケンウッド)があり、毎日のようにビクターの社員さんたちがこちらで飲んでいたそうな(今も)。店内にシンボルのビクター犬(ニッパー)の大中小の置物が並んでいるのがその証。

当時、危機だった日本ビクターが起死回生したきっかけがビデオデッキ「VHS」の開発でしたが、夜な夜なこの酒場で飲みながら談義がなされていたそう。西田敏行さん、渡辺謙さん、仲代達也さんをはじめ、そうそうたるメンバーが出演している映画「陽はまた昇る」の企業は、日本ビクターさんのことで、その中に登場する居酒屋は「大衆割烹酒蔵 きしや」さんです。映画を拝見しましたが、その中に登場する女将さんも実在(他界されました。倍賞美津子さんがおかみさん役、映画のようにハキハキした方だったそう)。

開発までのとてつもない努力、ソニーとの争いなどなど、こういったことが本当に起こっているんだなぁと感じた、すごくいい作品でした。飲んでコミュニケーションをとることを「ノミュニケーション」といい、日本ならではの文化らしいですがいい文化かなと。意志あるところに道ありです。
https://movies.yahoo.co.jp/movie/238965/story/

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https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140211/14012350/


お酒は何でも好きですが、特に国酒である日本酒が大好きです!1月、神奈川県海老名市にある「泉橋酒造」さんへうかがいました。その時のリポートhttps://hakken-japan.com/columns/izumibashi/

ぬる燗好きのこともあり、湯でつけてくれる酒場に行ってしまいます。東神奈川にある「大衆酒場 根岸家」さんもその一つ(訪れたのは数週間前になります)。

根岸家さんといえば鮮度抜群の生もの。ブリ、かつお、ソイなどなどその日に仕入れた魚介類を中心に300円~。この日は赤貝、自家製塩辛があったので即注文しました。というのも、「後で頼もう」なんて思っていたら、あっという間に短冊をひっくり返されたことが多々(売り切れ)。ぬる燗5本としっぽり飲みました。

また、「日本酒を冷やで」という言葉をよく耳にしますが、「冷や」は、実は常温のことを指し(20度)、正しくは「冷酒」になります。冷蔵庫のない時代は常温(冷や)か温めて飲むしかなかったので、それが定着しているようです。ちなみに、ぬるい温度がお好きな方、日向30度、人肌35度、ぬる燗40度がおすすめです。

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お通しは無料。冬は切り干し大根、夏はところてんになります

横浜市神奈川区東神奈川1-10−1
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140212/14021517/



無国籍料理を生み出した熊谷喜八氏の「KIHACHI」。有名なトライフルロールやパスタといったカフェ、レストランの印象が強いですが、今回、カフェやバル、レストランとして楽しめる新業態「KIHACHI FOOD HALL」を川崎駅直結のルミネに開店しました。

昼から飲めるのが、今回のお店の魅力!そのため、料理はワインと相性抜群の肉料理に力を入れ、黒毛和牛、大山どり、三元豚と厳選。肉の盛り合わせ2300円~の低価格ぶりで、KIHACHI前菜盛り合わせは6種2人前で1800円でした。

その上、ワインボトル28種が2500円均一で、中にはかなりのお値打ち銘柄(この価格で飲めるなんて)もありました。そのほか、タップのクラフトビール4種ハーフ500円~、サワー700円などなど、お酒が充実していました。手前にカウンターもあるので、女子一人でも気軽に飲めますよ!!

ちなみに熊谷喜八氏は、パリの「マキシム」、ジョエルロブション氏の「ホテル・コンコルド・ラファイエット」などで活躍していた、日本のフランス料理界を率いた凄腕の料理人です。
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和牛と三元豚か大山どりの2種で2300円。これでワインボトル1本飲めます

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ワインはグラス500円
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ランチメニュー

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ワインボトル28種2500円均一!!すばらしい~

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川崎市川崎区駅前本町26-1 アトレ川崎 4F
https://www.kihachi.jp/foodhall/shoplist/kfh-kawasaki/

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