中沢文子の酒場ふらふら

立ち飲み・古典酒場・せんべろ・銀座のバー・ワインバーなど、あらゆる酒場を徘徊し、昼飲みできる酒場、女性一人でも飲める店も紹介。昼飲み、ぬる燗、焼酎割り濃い酒場、下町ハイボール研究。 TVチャンピオン~極み KIWAMI~「せんべろ女王決定戦」に出場。2020年ベクタービールとコラボビール「QPA」を発売し完売。 「わざわざ行きたい神奈川・横浜 酒場巡り」(KADOKAWA)、「白昼堂々!東京極楽酒場」(昭文社ムック)、「名酒場と大衆酒場」(ぴあ)、「日本酒の世界」「ウイスキーの世界」(ぴあ)などのムック、ハッケンジャパンhttps://hakken-japan.com/columns/nakazawafumiko/ 【横浜・野毛】昼飲みにおすすめのお店12選!https://www.jalan.net/news/article/678573/ などに執筆。

2019年06月

鐘ヶ淵もいい居酒屋ぞろいですが、刺身で飲むなら「魚真」さんです。魚屋さんでもあり、豊洲市場から仕入れた新鮮な鮮魚をリーズナブルな価格で提供しています。しかもお酒も安く、サワー類は300円~。刺身は単品500円、2点盛りは800円で、質だけではなく量も多くてんこ盛りで、おなか一杯に。DSC_1093
DSC_1086
DSC_1087
DSC_1091

ドラム缶の席で立ち飲む「ドラム缶」が田町駅に登場しました!駅から5分くらいでしょうか、ビルの2階にあり、16時~飲めます。ざるにお金を入れて支払うキャッシュオンデリバリスタイルで、チューハイ150円の安さが飲んべえにはたまりません。枝豆100円といただきました。DSC_1082
DSC_1077
DSC_1078
DSC_1080

新橋ビルといえば、ビル内で梯子酒ができる酒飲みのバラダイスです。そんな中で、閉まっていることも多い、何時から始まるか分からない(20時だと確実か?)、キップのいいステキな女将が許した人のみ入れる酒場があります。席は5席のみ、料理も酒もすべて500円均一の明瞭会計がうれしいですね。しかも抹茶割りは宇治茶を使用し、割りものはキンミヤ焼酎かいいちこから選べるなど酒のこだわりは見事。もちろん2杯分が供されます。土鍋ご飯500円で締めました~!DSC_1070
DSC_1073
DSC_1071

堀切菖蒲園エリアといえば、「下町ハイボール(通称ボール)」が主流。天羽の梅をベースにしたリキュールに、下町強炭酸を割って作る酒ですが、各店何が入っているかはシークレット。数杯飲めばノックアウトの強い酒なのです。その元祖がこちら「小島屋」さんと言われています。ボール300円を飲みつつ、お酢と納豆が好相性の名物「酢納豆」、ポテトサラダと楽しみました!DSC_1037
DSC_1041
DSC_1040
DSC_1042

溝の口!といえば、飲み屋が軒を連ねる西口商店街です。夕方になると焼き鳥の煙がもくもく上がり、酒のみスタートのゴングが鳴ります。中でも16時開店の「いろは」さん! ホッピーやサワーを注文すると、焼酎が「燃える男の酒(2杯分)」の瓶入りで登場。焼き鳥も100円の安さで、せんべろできます。マカロニサラダ200円を食べつつ、ネギマ100円の焼き鳥といただきました~。DSC_1002
DSC_1005
DSC_0998
DSC_1001
DSC_1009

鐘ヶ淵や堀切菖蒲園、四つ木のあたりは、下町ハイボールの文化(通称ボール)。このボールは天羽の梅をベースに作るリキュールと下町炭酸で作る独特なお酒ですが、このリキュールは各店オリジナルなので何が入っているのかはブラックボックスなんです。八広の「大衆酒場 日の丸酒場」さんもこのハイボール300円の名店。リキュールと炭酸を両手にグラスへ表面張力で注ぐ技は見事! そのうえお料理が100円~なのです。しらすおろしとお新香でさっぱり楽しみました。DSC_0936
DSC_0937
DSC_0939
DSC_0942

クラフトビールブームが続いていますが、少し高値なのが悩み。港区芝浦にある「クラフトミート」さんは、どんな銘柄でも ハーフ450円、パイント750円なのです。うしとらブルワリー、ハラスポイント、パラレル49など、ほかにはない銘柄もありうえ、おそらく他店では1000円超えの銘柄が1000円以下で飲めるのが魅力です。しかも17~18時まではパイント500円というのもうれしいですね! 大好きな常陸野ネスト「ニッポニア」と新作チーズドッグをいただきました~。DSC_0849
1559983461577
DSC_0851

今や昼飲みのメッカとなった赤羽に、昭和35年から地元の人を中心に親しまれている居酒屋が「若大将」さん。午前11時開店で昼からお酒を楽しめます。こちらに来たら食べるべきは「カエルの塩焼き」890円。淡泊で癖がなく、意外に食べられます。そのほか女将さん手作りのキムチと豚肉などで煮込んだ「キムチポッカ」570円、「チャーシュー」420円もおすすめ。梅チューハイと乾杯しました!_S1A0490
_S1A0517
_S1A0590

食堂は、食事もできるし、単品料理で昼から飲むことができ大好きなお店。浅草にある「食事処 水口」さんは、昭和25年から続く食堂で、開店から賑わっています。名物は「いり豚」580円、少しスパイシーな秘伝のたれが絶妙です。豊洲で仕入れトロのようなクオリティの「マグロ」1200円、「アジフライ」480円も自慢で、すべて定食にもできるのがうれしいですね! 日本酒やビールと頂きました~_S1A1150
_S1A1156
_S1A1281
_S1A1270
_S1A1228
_S1A1240

↑このページのトップヘ