コロナウイルスの真っ最中、4月1日に「港区立伝統文化交流館」がオープンしました。こちらは23区で現存する唯一の木造の見番所です。一度閉鎖されましたが、保存活用を望む声を受け、一般開放されるにいたります。コロナウイルスによる自粛時は休館だったりで、やっとうかがえました。

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1階は撮影不可ですが、貴重な資料を目にできます。目黒雅叙園を作った細川力蔵が創設者。当時、この一帯は目黒雅叙園のような絢爛豪華な建物が林立して、それはそれは華やかだったそうです。今はそんな面影がみじんもなく、想像がつきません…。しかも、細川力蔵が、芝浦の町内会長だったそう!!
ベンツのヤナセさん(梁瀬商會)も大正5年創業と、かなり昔からあったんですね。歴史がわかりました。

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磨りガラスの窓。今や宝物ですね。

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格子天井が印象的な2階大広間はかつて百畳敷と呼ばれ、花柳界の競演の稽古が行われていたそうな。柱が一本もありません!!数か所、壁を補強したそうです。目黒雅叙園にも百段階段があり、百が好き?


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薄暮も美しい!おすすめです。

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