中沢文子の酒場ふらふら

立ち飲み・古典酒場・せんべろ・銀座のバー・ワインバーなど、あらゆる酒場を徘徊し、昼飲みできる酒場、女性一人でも飲める店も紹介。昼飲み、ぬる燗、焼酎割り濃い酒場、下町ハイボール研究。 TVチャンピオン~極み KIWAMI~「せんべろ女王決定戦」に出場。2020年ベクタービールとコラボビール「QPA」を発売し完売。 「わざわざ行きたい神奈川・横浜 酒場巡り」(KADOKAWA)、「白昼堂々!東京極楽酒場」(昭文社ムック)、「名酒場と大衆酒場」(ぴあ)、「日本酒の世界」「ウイスキーの世界」(ぴあ)などのムック、ハッケンジャパンhttps://hakken-japan.com/columns/nakazawafumiko/ 【横浜・野毛】昼飲みにおすすめのお店12選!https://www.jalan.net/news/article/678573/ などに執筆。

カテゴリ: 鎌倉・辻堂・茅ケ崎・小田原

この日は東京を脱出して茅ヶ崎飲みに!(^^)!大好きな「升源」さんで、Iさん、Mさんと飲み会(7月21日以前のものです)。オーナーは茅ヶ崎の網元と幼馴染で、新鮮な魚介類を口にできる店です。オーナーが焼く焼鳥もおいしいんです~(*^-^*)

場所は、茅ヶ崎駅南口から徒歩10歩。交番の隣です!外観撮影し忘れました…。予約必須です。

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店内、カウンターとテーブル席から成ります。1シートごとにソーシャルディスタンスされています。

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ますは生ビール550円から、乾杯で~す!

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升源さんのお通しは、酒飲みの肝をついています~(*^-^*)さすがだ。

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おすすめのカツオとヒラメをいただきました。

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串の注文ルールは1種2本~、串から外して食べることはご法度で候。

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升源オリジナルの日本酒「沖あがり」561円がおいしいので、必ずいただきます~。純米酒ですが後味すっきりしていて、クイクイ飲めてしまいます。

ちなみに「沖あがり」とは、メニューによると「大漁と無事帰港の祝いの宴」をいうそう。漁師といえば酒飲みの黒帯ぞろい、死ぬまでにぜひ宴に参加したいです…!

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珍しい満州焼き209円は、特製のニンニクダレが効いた1本。野毛の庄兵衛さんでも味わえます。

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そして升源さんには「あみ焼きレバ」209円があるんです~。仕込みも大変なので置いてあるところはなかなかないだけに希少。レバの周りに豚のあみあぶらが巻いてあり、レバが半生のように焼けるんです!(^^)!

3人でどれほど飲んだのでしょう…(*'▽')

Iさん、ごちそうさまでした~

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サザンオールスターズの名前にあやかり改名したサザンビーチ。シンボルといえば「えぼし岩」ですが、果たして岩に上陸できるのでしょうか?周遊船(主催:渡船えぼし丸)があるとのことで、行ってきました!

美しい岩を多くの人に見てほしくてはじめたそうです。

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こんな周遊船があるとはつゆも知りませんでした。それより、まさか生きている間にえぼし岩を周遊する日が来るとは、夢にも思いませんでした。

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1日2~3回周遊しているそうで、この回は貸し切りでした。

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ダイビング以来の漁船かも。

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救命胴衣を装着!

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出港です。録音声ではなく、船長のリアルな説明を受けながら、向かいます。

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遠めからはわかりませんでしたが、結構、大きいような。

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えぼし岩は、いくつか点在していました。2~10 mの遠浅なので、伊勢海老なんかもとれるそうです。
その昔、クジラもいて、クジラ通しと呼ばれている水路もありました。

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えぼし岩は上陸できました!釣り人のメッカで、釣り船が送迎しているそうですよ!それぞれの岩により釣れる魚も違うとのことで、釣り人はお気に入りのポイントがあるそう、奥深い。

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ビーチで生ビールを販売していたので、久しぶりにいただきました~!この時期は、やはり生がおいしいです。

ご興味がある方、ぜひ!

http://eboshi-maru.com/



茅ヶ崎においしいピッツェリアがあるとのことで、Iさんに「ピザヤ ショーチャン」に連れて行っていただきました~。そのはず、オーナーは2012年ナポリピッツァ職人世界選手権大会の部門優勝された実力派でした。場所はサザンビーチから徒歩数分。

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まずは生ビールから乾杯!です。

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生ハムとサラミの盛り合わせ1500円をお願いしました~。

メニューを撮影し忘れましたが、マリナーラ900円、マルゲリータ1200円のお手頃価格!店内は明るく開放的で、居心地抜群です。

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チーズなどを包み焼くカルツォーネ1800円があったので、いただきました!すぐにしぼんでしまうので、焼きに技術を要する一品。おいしい~!

ちなみに薪窯はイタリアから職人さんを呼んで作ったこだわりぶり。熱意がわかります。

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ワインは2本抜栓、1本目は撮影し忘れましたが、2本目はオーナーおすすめの白ワインBIANCO DI MORGANTE(ビアンコディモルガンテ)をいただきました~。ネロダヴォーラ100%の黒ぶどうを白ワインにした珍しい1本でした!白ワインなのに濃厚でタンニンがほどよく、飲みごたえたっぷりでした~。大ヒット!!!

Iさんごちそうでまでした~(*^-^*)

https://pizza-shochan.com/

神奈川にもいい酒蔵が点在していますが、その中の1つが茅ケ崎にある明治5年創業の酒蔵「熊澤酒造」さん。といえば、日本酒「天青」、「湘南ビール」ですね。

最近では、レストラン、カフェ、和食の店などを展開しており、この日は酒蔵の敷地内にある本店「MOKICHI TRATTORIA」さんに久ぶりにうかがいました(4月にうかがいました)。茅ヶ崎でも最寄駅は香川駅になります。

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敷地内は緑が生い茂り人々のオアシス。新緑が涼しげな影を落とし、心身を癒してくれます。

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営業時間内にぎりぎりセーフ!

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築450年の古民家をリノベーションした店は、天井が高く心地よいです。接客もスマート。

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クラフトジンブームですね~。ジュニパーベリーのみで作っているあたり、ジントニック好きなのでひかれます。

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ビールはほぼ制覇しています。

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日本酒もさらっていますが、シェリー樽が気になります。

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本日は柑橘ビールがお目当て。まず、湘南でとれたレモンを使用したレモンエールをお願いしました。レモンビールはメーカーにより苦みが強く出るケースもありますが、苦みも少なくさわやかな風味で、私好みなのです!

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石窯で焼くピッツアが自慢なので、マルゲリータをオーダーしました。

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次に大磯こたつみかんエールをお願いしました。文字通り大磯のこたつみかんを使った柑橘フレーバーの一杯。とはいえ、みかんが強く出ていない調和感、さすがです~。

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別棟を散策、ベーカリーもあります。

Mさんごちそうさまでした~

https://www.kumazawa.jp/

この日は仕事のお疲れ様会で、前々から茅ケ崎「居酒屋くによし」さんでMさんと一席の約束でした。久しぶりにうかがいました~。ベイスターズ大好きのご主人がてがけ、店内ベイスターズ一色。アットホームな酒場です。

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茅ヶ崎駅南口から徒歩4分ほど。茅ヶ崎通の方ならば、魚介&野菜の激安マーケット「魚宅」さんのそばといえばわかるでしょうか。

ベイスターズファンではない方は店頭のこの雰囲気に少々ひるむと思いますが、ジャイアンツファン、阪神タイガースファンなど、どのファンもウエルカムなのでご安心ください!

店内は小上がり1つにカウンターの構成なり。

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ご主人は毎朝小坪漁港に仕入れに行くので、鮮度抜群!珍しいほら貝に出会えることも。

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自家製コロッケが名物。お刺身は何にしましょう、悩みます…。

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生ビール500円からスタートです。

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お通しはあじの煮付け、私好みのお通しが出ます。これだけで数杯飲めます~。

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自家製コロッケ3個550円、1つサービス?!

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迷いましたが、地物のサザエ300円といさき600円をいただきました。この時期はこぶりだそうですが、都内で300円では味わえないですよね。柚子胡椒つきです。

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Mさんの好きなウーロンハイ400円にスイッチ!

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魚宅さんです。

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安定の価格、相変わらず安いですーー。

https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140406/14023290/


平塚駅のそばに鳥料理の名店「鳥竹」さんがありました。ご主人の他界により惜しまれ閉店されましたが、都内から足しげく通う人がいるほどの人気店でした。そのお弟子さんで、美味を受け継ぐのが「鳥料理はやし」さんです。

あまりのおいしさにずっと再訪したかったのですが、念願叶いました。車か、平塚駅からバスorタクシーになります。

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ご主人とおかみさんの2人で切り盛りされています、お元気でした~!

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カウンターメインにテーブル1つのみ。予約不可です。

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メニューは上記のみです。

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鳥スープと半熟卵などが出されます。この卵に鳥料理を付けて食べるので取っておきます。

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まずは瓶ビールで乾杯で~す!

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焼き加減絶妙のフンワリ感、ジューシー!

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やきとり、すなぎも、はつをお願いしました。1皿3、5本縛りでこぶりですが、2~3人で行くのがおすすめです。お気づきかと思いますが、串の長さが短いのです。これも鳥竹さんを受け継いでいます。3寸5尺、約10センチのオーダーメイドですべて使い捨てのこだわりぶり。焼鳥ではなく鳥料理だからとうかがいました。紀州備長炭で焼く焼き鳥・鳥肉は本当にやわらかく旨味が詰まっていて、友人も驚いていました。

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鳥わさ850円、日本酒が飲みたくなります~。

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でもレモンサワーにしました。

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もも焼き950円。身がっくらしていて芸術品です。いや~、本当においしい、味が上品なんですよね。

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つくねは口の中でふんわりほどけていきます。卵を付けていただきました。

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締めは名物のチキンライスです。ケチャップではなく醤油・鶏油で作ります。皆さん一人一皿食べますが、我々は皆で一皿です。

滞在中ものすごいテイクアウトの嵐、変わらず人気店でした。
友人にも喜んでもらえて満足(^^♪
ごちそうさまでした~。

https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140407/14027571/

鎌倉は門前町なので、遅くまで飲める海鮮料理店が少なかったのですが、小町通りに8年前オープンした「潮風料理 舵屋」さんは、その問題を解消してくれた酒場です。美味しい日本酒の発信をコンセプトに、日本酒のイベントも開催し、酒蔵を盛り上げています。3月初旬、鎌倉での仕事の際、伺わせていただきました。

相模湾であがった地魚を中心とした鮮魚料理が看板メニュー。もちろん刺身が名物で盛り合わせ1000円~。この日はサバ、ブリなどなど8種ほどでした。日本酒自慢の店なので、緑茶ハイ520円でのどを潤したら日本酒へ。まず山形の山法師 爆雷800円を。出羽の里という酒米で仕込んでいますが、スッキリ明快の超辛口でした。お次は、なんと亀の尾の日本酒があるとのこと!!で亀の尾蔵舞https://yasakaturu.co.jp/kamenoo-kurabu/をいただきました。亀の尾は幻米といわれ、目にすることはなくなり、酒蔵でも争奪戦らしいのでラッキーでした。

コシノヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれなど、ほとんどのお米のルーツをたどると亀の尾で、最近ではわずかしか生産されておらず、希少米といわれています。一番最初にいただいたのは20代新潟。本数がないので友人が店に頼んでキープしてくれていました(感謝)。じわりと酸と旨味が広がりますが、その広がりもほのかな苦味とともにキリッとしめられていて、あまりのおいしさに今でも味の記憶があります。

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釜揚げシラスなどがお通しに!

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1人前1000円

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鎌倉市小町2-8-6 2F
http://www.kajiya-jp.com/

鎌倉は寺院・神社に形成された門前町なので、ほとんどのお店は夕方になると閉店していました。飲み屋の数も少なかったんですが、最近、酒場が増え続けています。

鎌倉で大好きな飲み屋の一つが「鎌倉のフライパン」さん。元々大通りにありましたが移転。現在外れの方にあり、地元の飲んべえが集っています。

ほがらかな女将が切り盛りし、所見でももちろんOK。また、料理がめちゃおいしく300円~で、手作りのロールキャベツ、しらすおろし、さつまあげなど、飲んべえの女将さんならではの料理が日替わりで並び、好きなものをピックアップするスタイルです。

お酒はホッピーやサワー450円ですが、焼酎が半分以上入っているので、かなり危険!


こちらは敷地内に神社があり、神社を目に飲めるのも鎌倉ならではでしょう。11時30分~14時まではランチタイムで、しらす定食を食べつつ飲めます。


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神奈川県鎌倉市御成町13-29
https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14066299/

鎌倉で本格麻婆豆腐が味わえると評判の「かかん」さんへ。本格四川麻婆豆腐定食1200円は、山椒を使ったピリッとしたからさなのですが、こちらでおすすめしているのは、テーブルにある青と赤の花山椒を削り入れること。これをプラスすることで、ピリッとしびれるあの特有の辛さになるのです。生ビールといただきました。

そのほか、モチモチした生地が絶妙の水餃子をはじめ、単品料理もおいしいので、夜飲みもおすすめです。


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テーブルの花山椒を入れて好みの味に


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DATA
鎌倉市御成町13-12
0467-22-4772
https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14067477/

新しいお店が次々と登場している鎌倉。また新たなお店「スパイス小料理+呑み処 Magic hour」さんがオープンしました。

人に幸せな気持ちをもたらすホルモンをイメージして作った「3つのオリジナルスパイス」を用意。好きなスパイスと、前菜、肉料理30種の料理から選んだ料理を合わせて作ってくれる、かつてないお店です!

ちなみにスパイスは、セロトニンをイメージしたチアフル、オキシトシンをイメージしたハピネスなどがありますので、その日の気分でセレクトを。

そのほかも、酵素玄米、ヴィオディナミ、酵素ジュースなど体にいいものばかり。酵素玄米は3日間寝かせているそう。

この日は、1日寝かせて旨味を出した塩豚の白ワイン煮込み 1100円、前菜3種盛り1200円、酵素玄米の焼きおにぎり茶漬け¥800、自家製スパイスジンジャーサワー¥700をいただきました。酵素玄米の焼きおにぎり茶漬けは3つの薬味が付いていて、お好みで入れるスタイルで、締めに最高でした。

ちなみにランチもやっていて昼から飲めます!




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路地裏にあり、カウンター7席のみなので予約がベター


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スパイスの専門店アナンさんと共同開発




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メニューは黒板を。前菜3種盛りがお得です



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鎌倉野菜と煮込んだ
塩豚の白ワイン煮込み 1100円。トロトロで旨味を凝縮




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好きな3種を選べる前菜3種盛り1200 円。これで何杯でも飲めます



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お出汁も絶妙な酵素玄米の焼きおにぎり茶漬け



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自家製スパイスジンジャーサワー



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サングリアもあります


店舗データ

スパイス小料理+呑み処 Magic hour

鎌倉市小町2-9-22 誠友ビル2F
0467378051
https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14078504/

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