中沢文子の酒場ふらふら

立ち飲み・古典酒場・せんべろ・銀座のバー・ワインバーなど、あらゆる酒場を徘徊し、昼飲みできる酒場、女性一人でも飲める店も紹介。昼飲み、ぬる燗、焼酎割り濃い酒場、下町ハイボール研究。 TVチャンピオン~極み KIWAMI~「せんべろ女王決定戦」に出場。2020年ベクタービールとコラボビール「QPA」を発売し完売。 「わざわざ行きたい神奈川・横浜 酒場巡り」(KADOKAWA)、「白昼堂々!東京極楽酒場」(昭文社ムック)、「名酒場と大衆酒場」(ぴあ)、「日本酒の世界」「ウイスキーの世界」(ぴあ)などのムック、ハッケンジャパンhttps://hakken-japan.com/columns/nakazawafumiko/ 【横浜・野毛】昼飲みにおすすめのお店12選!https://www.jalan.net/news/article/678573/ などに執筆。

カテゴリ: 赤坂・溜池山王・虎ノ門

稲荷寺で名を馳せる愛知県にある曹洞宗の寺院 豊川閣妙厳「豊川稲荷」。豐川吒枳尼眞天が稲穂を荷い、白い狐に跨っておられるころからいつしか「豊川稲荷」が通称として広まり、現在に至ったそう(HPより)。そう神社ではなく寺なんです。この日は赤坂にある別院「東京別院」へ。ちなみに豊川の総本山には宿坊もあるんですよ!

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著名人がよく訪れる寺としても有名で、お名前がいっぱい。

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都心の一等地にありますが、静寂に包まれ癒されま~す。

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境内の横には、お稲荷さんが味わえる飲食店が並び、いつも伺っている「美吉」さんへ。

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うどんやおでんなどがズラリ!

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料理を頼むとお稲荷さん1個注文OKです。

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お清めのぬる燗410円!(^^)!

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味噌おでん320円をお願いしたのですが撮影できてませんでした( ;∀;)
お店により中身が異なりますが、こちらは黒ゴマのお稲荷さん120円です。おいし~~い!!

https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13161429/

虎ノ門界隈のリーマンが集う酒場の1つ「升本」さん。斜め前に同酒店もありますね(*^-^*)
そもそもルーツが酒店なので、お酒の種類が豊富で、魚介類料理がおいしい!16時30分から飲める!!なんといいお店なのでしょう。久しぶりに酒訪です。

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お店は3階構造で、オールテーブルにつき相席が基本です。すでに先客3組!さすが(笑)。

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日本酒はこのほかにもあり!日本酒好きなので、どれにしようか悩んでしまいます。

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刺身類もご覧の通りの充実ぶりで、しかもどれも鮮度が良くておいしいんです。今日はこれ!からチョイスします~。

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福島にある奈倉山酒造さんの「名倉山LAKE×WHALE? 純米生酒」一合530円をいただきました。この時期だけの旬酒。酸味と甘みのバランスにすぐれたきれいな日本酒。

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悩んだ挙句、いさき680円、赤貝630円。PHだと小ぶりに見えますが、1枚1枚結構大振り。600円台でこの量、このクオリティは素晴らしすぎます。新鮮で、本当においしいです。

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お次は、京都の増田徳兵衛商店さん「月の桂 純吟 夏の生酒」600円です。洋ナシのような香味で、ほんのり甘みがありますが後味の切れの良さは秀逸!うまい!!

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ラストは、オリジナルの「霞が関」(店ではこう呼ばれています)400円で締めました。ラベルは「名誉冠」!そうです、日本酒通なら知るぞあの幻の日本酒です。酒蔵はなくなってしまいましたが、江戸時代創業の京都伏見にある老舗酒蔵山本本家さんが受け継ぎました。400円で飲めてしまうなんてすごい。

何度訪れても良いお店!

ちなみに、銀座にもあります~(*^-^*)


https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13049777/


最近、ファミレス飲みが激化中で、ジョナサンも朝10時30分~ハッピーアワー飲みができるようになったほど。そのうちの一つが「フレッシュネスバーガー」さん。フレバルを実施していて16時~19時、生ビール、ハイボール、サワーなどが190円になるのです。

赤坂見附で合間に生ビールを飲もうと「フレッシュネスバーガー東京ガーデンテラス紀尾井町店」さんに行くと、お酒の内容は店舗により異なるようですが、生ビール、ハイボール、ワイン赤・白が190円でした。

居酒屋よりリーズナブルプライスにうれしい悲鳴です!

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フレバル実施店は以下です
https://www.freshnessburger.co.jp/menu/frebar

この日は、赤坂見附にある「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」さんへ。バーテンダーさんは実力派ぞろいで、メインバーには、カクテルコンペティション世界大会でTOP8になった阿部さんがシェーカーを振っています。

そして、4月15日まで「Journey カクテルで旅するWAJIMA」を開催中。これは輪島塗や輪島のイカといった素材で作った料理、創作カクテルなどを楽しめるもの。バックバーには隈研吾さんデザインの漆器がディスプレーされ、別世界へといざないます。

創作カクテルに定評がありますが、素材を探しに直接現地に赴き、生産者と話して仕入れているそう。

能登の米を使用した奥能登の白菊をベースにした「白菊カクテル」はドライ卵白と菊を浮かべ、ミルキーな味わいの一杯。能登の海洋深層水を用い、日本酒いか純米をベースにした「竹葉カクテル」は、能登の昆布店の昆布なども使用したホットカクテル。さらに、風呂敷に包まれたカクテルも登場。桐の箱のふたをあけるとスモークの煙とともに「春薫~HARUKAORU~」が現れ、高揚しました。

そのほかにもイカ料理に合わせて作られた「竹葉 いか純米」など、東京では口にできない希少な日本酒も飲むことができます。

輪島塗、能登の米で作る日本酒、醤油店など、すべて能登の素材とこだわっていてさすがでした。

能登にはなかなかいけないですが、能登にいかずして、現地の雰囲気にひたりなから飲むことができます。



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能登の醤油店のもろみもはいった創作「竹葉カクテル」2500円



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バックバーには隈研吾さんデザインの漆器を


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スモークされたカクテルは金品がオン



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風呂敷堤で登場する「Taste of EDO]はお花見をテーマに創作。
5月31日まで飲めます。2500円



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漆の桝でサーブされる「白菊カクテル」2500円



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いか料理と日本酒でちびちびと



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いかのために作られた日本酒!驚きです



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オーセンティックな店内


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カクテルの王様マティーニはマイルドな味わい


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能登のにごりロゼもおすすめです


店舗データ
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町 「メインバー」
 東京都千代田区紀尾井町1-2
03-3234-1136
https://www.princehotels.co.jp/kioicho/dining/

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